【起業時の助成金は】
起業という事を考えた場合に、まずは助成金を使ってと考えた人は多かったでしょう。
資金的に苦しい企業時ですから、どんなものでも有効に使いたいと考える人は多いはずです。
そんな助成金も、平成25年度から会社設立・企業に関するものはなってしまいました。
残念なことではありますが、社会情勢や景気が大きくかかわってくる助成金ですので、致し方のない面もあります。
いつか企業時の助成金が復活するかもしれませんが、使えない以上いたし方ありません。
【今はなくなってしまった創業支援助成金とは】
もともとあった企業時の助成金は、創業者支援助成金です。
廃止以前に改正されたことがあり、その時で150万円受給できる助成金でした。
創業一年以内に雇用保険の被保険者を2名以上雇い入れることができれば、さらに上乗せで50万円助成されたのですから、創業時には強い味方になってくれたのは間違いありません。
いろいろと受給資格がありましたが、雇用保険の受給資格者が自ら創業することが最大の条件で、1年以上継続して労働者を雇用するという条件がありました。
確実に1年間継続できることが確認されなければならず、個人事業者では受給することができなかったのは、法人等設立事前届を提出しなければいけなかったからです。
【助成金のほかにも】
助成金がなくなってしまいましたが、中小企業庁の創業補助金や地域ごとにある小口零細企業保証資金のようなものも利用できる場合があります。
助成金以外の方法もいろいろありますので、利用できるものは事前に調査しておくことが大切です。
その際には、印鑑を使うことも出てきますので、登記前であってもしっかりしたものを作っておくといいでしょう。
創業してからいろいろと使う機会が増えます。
後からもっといいものにしておけばと思っても、簡単に買えることができないものも出てきますので、よく考えて選択することが大切です。